岩手大槌サーモン、のんさん太鼓判 イオン東北が商品PR

岩手大槌サーモンを使用した商品をPRするのんさん(左から3人目)ら関係者

 イオン東北(秋田市、辻雅信社長)は20日、大槌町で養殖されるギンザケ「岩手大槌サーモン」を使用したすしや海鮮丼など12品目を発売した。俳優のんさんを招き、同町の吉里吉里(きりきり)漁港で記念セレモニーを開催。大槌の自慢の味と、加工で出るあらを飼料に使うという環境に優しい商品をアピールした。

 生産者を代表してニッスイ(東京都)、地元の新おおつち漁協などの関係者らが出席。テープカットで販売開始を祝った。

 のんさんは昼食に弁当を食べ「舌触りがまろやかで、こくがあった。甘みもしっかりあり、おいしくてパクパク食べてしまった」と太鼓判を押した。

 東北6県のイオンやマックスバリュなど128店舗で販売。本県は内陸を中心に15店舗で取り扱う。「銀さけ握り鮨(ずし)」は3貫(386円)入りから。「大槌サーモンを味わう海鮮丼」は1パック645円。刺し身や切り身も販売する。

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