地元の魚提供し5周年 ハマの駅あるでぃ~ば(青森県階上町)

あるでぃ~ばオープン5周年を祝い、くす玉を割る荒谷町長(右から2人目)ら関係者
アイナメとゴボウの汁物を買い物客らに振る舞うスタッフ

 青森県階上町大蛇地区の産直施設「はしかみ ハマの駅 あるでぃ~ば」が19日、オープンから5周年を迎え、記念感謝祭セレモニーが行われた。同施設では、21日までを感謝祭期間とし、キッチンカーなどさまざまな催しを実施している。

 セレモニーでは、運営元の「はしかみふるさとラボ」理事長を務める荒谷憲輝町長が「お客さまや支えていただいた方々のおかげ。今後も魚食普及活動の強化に努め、インターネット販売にも力を入れたい」とあいさつ。荒谷町長ら関係者がくす玉を割り、節目を祝った。

 19日は施設前で、階上町の魚・アイナメ(アブラメ)やゴボウを使った汁物の振る舞いも実施し、来店した買い物客らが舌鼓を打っていた。

 同町の女性(84)は「体があったまる。ここは魚が新鮮で本当においしくて、平日はよく来ている。特にホヤやアブラメがお薦め」とご機嫌だった。

 期間中は、レストランMar(マール)で、海藻ラーメン、ミニ生ウニ丼、アブラメの刺し身、アイスクリームのセットが2千円で食べられる特別メニュー(1日20食限定)を販売するほか、店内で3千円以上購入すると100円のお買い物券を提供する。屋外では、キッチンカーや露店の出店もある(天候によって中止の場合もある)。

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