これが最強コーチの効果!?浦和GK西川周作の「変態キャッチ」がすごい

浦和レッズの守護神を務める元日本代表GK西川周作。

2004年のプロデビュー以来全てのシーズンをJ1で過ごし、ほぼ全てシーズンで守護神としてプレーする36歳は、既にJ1での出場が500試合を超えている。

そんな西川に、Qolyでは昨年末インタビューを実施した。

西川は来月18日に37歳の誕生日を迎える。

プロ選手のキャリアとしては最晩年に差し掛かる年齢だが、昨年スペイン人のジョアン・ミレGKコーチと出会ったことで全てが一変したという。

西川は「ゴールは存在しない」というミレGKコーチの自論に衝撃を受け、これまでのやり方を全てリセットして練習に取り組んだ。

今では「ジョアンのやり方を多くのキーパーがやれれば身長もポジショニングでカバーできる」と熱く語るほどミレGKコーチに心酔している。

そんな“最強コーチ”の効果とでもいえるのだろうか。

20日に行われたJ1リーグ第14節、アビスパ福岡との試合で西川はスーパーセーブを連発。61分の場面では、異次元のプレーをみせた。

(動画 0:17~)

福岡のFWルキアンのシュートを横っ飛びでキャッチ!強烈なシュートはきっちり枠を捉えていたが、西川はこれを両手で完璧に捕球してみせたのだ。

フィールドプレーヤーの優れたトラップを“変態トラップ”などと表現するが、このキャッチは変態的といっていいだろう。

西川は、直後のシーン(動画 0:40~)でも福岡の決定的なシュートを超反応で防いでいる。試合は西川のスーパーセーブ連発もあり、0-0の引き分けに終わった。

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上述のインタビューで「年齢で判断されるっていうのを阻止しなければいけない」「36歳ですけどすごいワクワクして練習もできている」と語っていた西川。

これからもまだまだ進化する姿をみせてくれそうだ。

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