サイ・ヤング賞投手同士の投げ合い メッツが接戦を制して5連勝

【ガーディアンズ1-2メッツ】ダブルヘッダー第2試合@シティ・フィールド

ダブルヘッダー第1試合を制して連勝を4に伸ばしたメッツは、ジャスティン・バーランダーが8回3安打1失点の好投を披露。シェーン・ビーバーとの「サイ・ヤング賞投手対決」を制し、5連勝で貯金2となった。2011年、2019年、2022年と3度のサイ・ヤング賞に輝いたバーランダーは今季2勝目(2敗)をマーク。2番手のブルックス・レイリーが今季初セーブを挙げ、2020年サイ・ヤング賞のビーバーは8回7安打2失点の完投ながら3敗目(3勝)を喫した。

サイ・ヤング賞投手同士の投げ合いとなった「サンデーナイト・ベースボール」の一戦は、期待通りの投手戦となり、ガーディアンズは初回にホセ・ラミレスの6号ソロ、メッツは6回裏にフランシスコ・リンドーアの7号ソロでそれぞれ1点を奪っただけ。両投手とも少ない球数でイニングを消化していき、試合は両投手がマウンドに残ったまま8回を迎えた。

バーランダーが8回表を三者凡退に抑えて8イニングを投げ抜くと、メッツはその裏にビーバーから一死1・3塁のチャンスを作り、ジェフ・マクニールの犠飛で勝ち越しに成功。9回表を2番手のレイリーが無失点に抑え、2対1で白熱の投手戦を制した。

日本時間5月17日の時点で今季ワーストの借金3を背負っていたメッツだが、そこからの5連勝で一気に貯金2に浮上。今日のダブルヘッダーでマックス・シャーザーとバーランダーがともに好投するなど、好材料も揃っており、首位ブレーブスを追撃する態勢がようやく整いつつある。

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