路線バスの上限運賃引き上げへ 燃料費、部品価格も高騰 関東自動車

JR宇都宮駅西口に停留する関東自動車の路線バス

 関東自動車(宇都宮市簗瀬4丁目、吉田元(よしだげん)社長)は22日、国土交通省関東運輸局に路線バスの上限運賃の改定を申請した。燃料費や部品・資材価格の高騰などを背景に、平均24.1%を引き上げる方針。同社によると、承認されれば、上限運賃の改定は1997年5月以来、約26年ぶりとなる。

 これに伴い、7月1日から全路線(大田原エリア200円均一区間、小山市内の路線を除く)で引き上げる予定。宇都宮市中心部の片道運賃は、現行の170円から190円となる。

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