首位バイエルンが完敗。大勝のドルトムントが首位に立ちリーグ制覇に王手

ブンデスリーガ 第33節 結果まとめ

写真:2位バイエルンとの勝ち点差を2としたドルトムント。次節勝利すれば無条件で優勝が決まる ©Getty Images

5月19日から21日にかけて、ブンデスリーガ第33節の9試合が行われた。

首位バイエルンはホームで3位ライプツィヒとの上位対決に挑んだ。25分、セルジュ・ニャブリのリーグ戦4試合連続ゴールで先制したものの、後半に入るとライプツィヒが反撃。64分にカウンターからコンラッド・ライマーのゴールで同点に追いつくと、74分、86分とPKで連続ゴールを奪い、ライプツィヒが3-1で勝利を収めた。

バイエルンを勝ち点1差で追うドルトムントはアウェイでアウクスブルクと対戦。前半をスコアレスで折り返すと、58分にセバスティアン・ハラーのゴールで先制。84分にハラーが追加点を奪うと、試合終了間際にはユリアン・ブラントがダメ押しゴールを奪い、3-0で快勝。バイエルンをかわして首位に立ち、次の最終節で勝利すればリーグ制覇が決まる状況となった。

堂安律が先発したフライブルクは2-0でヴォルフスブルクに勝利。4位ウニオン・ベルリンがホッフェンハイムに2-4で敗れたため、両チームが勝ち点「59」で並び、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を巡る争いは最終節まで続くことになった。

シャルケ vs フランクフルトの一戦は、フランクフルトの鎌田大地が先発出場し、長谷部誠もベンチ入りする一方、シャルケの吉田麻也はメンバー外となった。試合は開始早々にシャルケが先制し、フランクフルトが鎌田の2試合連続ゴールなどで一時は勝ち越したが、終盤にシャルケが追いつき2-2の引き分けに終わった。

浅野拓磨が先発したボーフムはアウェイでヘルタ・ベルリンと対戦し、1-1の引き分け。遠藤航と伊藤洋輝が先発したシュトゥットガルトはマインツとのアウェイゲームに挑むと、1点ビハインドで迎えた41分に遠藤が同点ゴール。さらに3点を追加して4-1で快勝し、降格圏を脱した。なお、シュトゥットガルトの原口元気はベンチスタートから終盤に交代出場している。

板倉滉が先発フル出場したボルシアMGはレヴァークーゼンとアウェイで対戦。前半に2点を奪われる苦しい展開となったが、後半に2点を奪い返しドローに持ち込んだ。ブレーメン vs ケルンは1-1の引き分けに終わっている。


[ブンデスリーガ 第33節 結果]
フライブルク 2-0 ヴォルフスブルク
ホッフェンハイム 4-2 ウニオン・ベルリン
ヘルタ・ベルリン 1-1 ボーフム
シャルケ 2-2 フランクフルト
ブレーメン 1-1 ケルン
バイエルン 1-3 ライプツィヒ
マインツ 1-4 シュトゥットガルト
アウクスブルク 0-3 ドルトムント
レヴァークーゼン 2-2 ボルシアMG

© 株式会社SPOTV JAPAN