【台湾】コンピューテックス台北、30日開幕=千社出展[IT]

台湾政府系貿易振興機関の中華民国対外貿易発展協会(TAITRA)などは30日~6月2日、台北市南港区の南港展覧館で、台湾最大のIT見本市「台北国際電脳展(コンピューテックス台北)」を開く。台湾や日本、米国など半導体やパソコン大手など約1,000社が出展する。

コンピューテックス台北はハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)やAI(人工知能)アプリケーション、次世代通信、サステナビリティー(持続可能性)など六つを主なテーマに開催。コンピューテックス台北のウェブサイトによると、半導体では米エヌビディアやオランダのNXPセミコンダクターズ、日本のキオクシア、パソコンは華碩電脳(ASUS)や宏碁(エイサー)などが出展する。

IT大手トップらによる講演も予定。開幕前日の29日にはエヌビディアのジェンスン・フアン創業者兼最高経営責任者(CEO)がAIなどをテーマに話すほか、英アームのレネ・ハースCEOが講演する。

30日は、米クアルコムのアレックス・カトージアン上級副社長兼モバイル・コンピュート・クロスリアリティー(XR)部門ゼネラルマネジャーと、ケダル・コンダップ上級副社長兼コンピュート・ゲーミング部門ゼネラルマネジャーが「インテリジェントコンピューティングの新時代」をテーマに話す。31日にはNXPのラファエル・ソトマイヨール執行副社長が講演する。

詳細はコンピューテックス台北のウェブサイト<https://www.computextaipei.com.tw/zh-tw/index.html>で確認できる。

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