【カージナルス５－６×レッズ】延長10回タイブレーク＠グレートアメリカン・ボールパーク
カージナルスは１点を追う８回表にポール・デヨングのタイムリー二塁打で試合を振り出しに戻したものの、タイブレークに突入した10回裏にサヨナラ犠牲フライを許し５対６でレッズに敗北。４連戦初戦を落とし、３連勝を逃してしまった。レッズ６番手のイアン・ジボーが４勝目（１敗）をマークし、カージナルス５番手のライアン・ヘルズリーに３敗目（２勝）が記録されている。
４カード連続勝ち越しと調子を上げているカージナルスだったが、この日は先発のジョーダン・モンゴメリーが誤算だった。１回裏に３本のヒットで２点の先制を許すと、デヨングの８号３ランで３対２と逆転して迎えた３回裏にはスペンサー・スティアーの６号２ランを許してしまい、結局４回４失点で降板。チームはその後同点としたものの、８回表一死２塁、９回表二死満塁、10回表無死二塁など再三の勝ち越し機を逃すと、最後は回跨ぎとなったヘルズリーがサヨナラ犠牲フライを許してしまった。
３試合連続ノーヒットで直近６試合わずか１安打と苦しみ、この日のスタメンを外れていたカージナルスのラーズ・ヌートバーは、１点を追う５回表二死２塁の場面で代打として登場すると、一塁線を破る同点タイムリー二塁打で４試合ぶりの安打をマーク。その後はセンターの守備に就き、８回表の第２打席は見逃し三振に倒れたものの、９回表の第３打席で四球を選び２打数１安打１四球１打点と復調のきっかけとなりそうな活躍を見せた。これで今季の成績は打率.262、16打点、OPS.771となっている。
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