U字工事に「記念切手」贈呈 栃木県誕生150年で発売、日本郵便

県誕生150年記念切手を贈られた福田知事(左から2人目)とU字工事(同3、4人目)=23日午後、県庁

 栃木県誕生150年を記念したオリジナルフレーム切手の発売を前に、日本郵便の茂木孝之(もてぎたかし)関東支社長らが23日、県庁を訪れ、切手の贈呈式を行った。福田富一(ふくだとみかず)知事や、デザインに採用された本県出身のお笑いコンビ「U字工事」が受け取った。

 フレーム切手は、日光市の世界遺産二社一寺や佐野市の出流原弁天池など県内の名所や名産に「世界に誇る遺産だっぺ」「水が透き通ってキレイだなや」とU字工事の吹き出しが入っている。

 贈呈式で、U字工事の福田薫(ふくだかおる)さんは「貼られた切手が日本中に行くと考えると自分たちが旅をする感覚になる」、益子卓郎(ましこたくろう)さんは「明るく楽しいデザイン。栃木を盛り上げたい」とにこやかに話した。

 26日から県内全343局(一部の簡易郵便局を除く)で2100シートを限定販売する。84円切手の10枚つづりで、1シート1500円。

 

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