青森県高校総体、4年ぶり一般観戦OK 声出し応援も可

 県高体連は23日、青森県内14市町で6月2~5日を主会期に行う県高校総合体育大会について、一般観戦を4年ぶりに認めると明らかにした。声出し応援も可能とする。

 新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に引き下げられたことや、今夏の全国高総体(インターハイ)が通常開催されることから判断した。

 ただ、各競技の専門部が独自に制限を設ける可能性もある-としている。

 県高体連の岡一仁会長は「高校生が頑張ってきた姿を一般の方々にも見てもらい、声援を送ってほしい」と話した。

 県高総体は、インターハイ県予選も兼ねて計35競技(冬季競技除く)を行う。23日は青森市の県総合社会教育センターで各校代表者会議が開かれ、レスリングは6月2~4日、軟式野球は5月27、28日、馬術は6月4日に日程を変更、少林寺拳法は6月3日のみの開催とすることが報告された。

 総合開会式は2日、青森市のマエダアリーナで、規模を縮小し無観客で実施。各校の応援団によるエールや、チアリーディング部の演技も行われる。

© 株式会社東奥日報社