世界の視線がここに… サミット主会場 公開 仏・マクロン大統領とは記念撮影 スタッフ秘話【動画ニュース】

G7広島サミットの3日間、世界が注目した場所が公開されました。主な会場となったグランドプリンスホテル広島(広島市南区)です。

サミットの主会場となったグランドプリンスホテル広島は、G7や招待国の首脳たちの会議のほか、2国間の会談などが繰り広げられました。

ホテルは、ゴールデンウィークの直後から貸し切りとなっていましたが、24日正午から一部の施設を除いて通常営業に戻りました。

田村友里 アナウンサー
「すごいですよ。G7各国の首脳が使われたテーブルとイスが公開されました」

首脳たちが、世界の課題を議論した円卓です。

田村友里 アナウンサー
「この円卓の横に飾られているのが、ホテルに向けて各国首脳のみなさんが書かれたサイン。これはコピーなんですけども、本物は奥に厳重に保管されているんだそうです」

各国の首脳が並んで、広島湾をバックに記念撮影をした場所です。

田村友里 アナウンサー
「各国の首脳たちが記念撮影をした場所です。G7広島サミット。これ、使われていた実物です。注目してほしいのが裏なんですよね」

「国名が書かれた札が付いています。イタリア・クック諸島・韓国・インドネシアなどなど。そして、中央にはジャパン。真ん中に岸田総理が立って、みなさんと記念撮影をされました」

ホテルのスタッフは、参加国ごとに専門チームをつくって、それぞれの国からの問い合わせなどに対応してきたということです。

平瀬春男 総支配人
「各国のみなさまがお帰りになる際に、携わった従業員がロビーでお見送りをさせていただいたんですけど、マクロン大統領には『みんなで写真を撮ろう』と言っていただいて」

「それは本当に若手従業員を含めて、非常に感激したということで。中には涙を浮かべて握手をしていた従業員もいたぐらい。ホテルだけじゃなく、広島県全体が世界に注目される、またとない機会になったと思っています。そういった意味では、日本のおもてなし・サービスをみなさんに提供していきたい」

ホテルは、ホームページの閲覧数がふだんの10倍ほどに急増しているほか、首脳に提供されたメニューに関する問い合わせも相次いでいるということです。

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