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サッカーJ2のV・ファーレン長崎の選手、スタッフら54人が24日、長崎県長崎市幸町に来年秋完成予定の新スタジアムの建設現場を見学した。選手が訪れるのは初めてで、長崎市出身の鍬先祐弥選手は「想像以上にできあがっていた。このピッチで早く試合がしたい」と完成を待ち望んだ。
新スタジアムは、V長崎の親会社で通販大手のジャパネットホールディングス(佐世保市)が手がける地域創生事業「長崎スタジアムシティプロジェクト」の中核。4月末時点でプロジェクト全体の工事進捗(しんちょく)率は約21.7%で、地上6階建てとなるスタジアム棟は現在、3階観客席までが姿を現している。
選手は模型などでプロジェクトの説明を受けた後、新しいホームスタジアムとなる「PEACE STADIUM Connected by SoftBank」に足を踏み入れ、センターサークル予定地に立った。その後、スタジアム棟の柱に「世界で活躍する」(増山朝陽)「最高のスタジアムで最高のサッカーを」(秋野央樹)などとメッセージを書き込んだ。
選手を案内したリージョナルクリエーション長崎(長崎市)の岩下英樹社長は「視察でモチベーションを上げて、今週末は熱い試合を期待したい」とエールを送った。