観光系の学科ある那須高校と横浜商科大学が連携で協定締結

 生徒の学習意欲を高め進路選択の幅を広げようと那須町の那須高校が25日、観光系の学科のある神奈川県の大学と出前講義の開催などを盛り込んだ協定を結びました。

 那須高校で開かれた協定の締結式には神奈川県の横浜商科大学の羽田功副学長や那須高校の臼井伸一校長など関係者9人が出席しました。

 ポストコロナの時代を前に観光業界も変化が求められる中、関東地区で唯一リゾート観光科がある那須高校が、去年(2022年)11月に商学部観光マネジメント学科のある横浜商科大学に相談し連携に至ったということです。

 今後は主に2年生を対象に大学教員による那須高校への出前講義や地元をめぐって観光資源の見つけ方を学ぶフィールドワークを年間4回行います。

 締結式後には、早速1回目の出前講義が行われ観光マネジメント学科の竹田育広学科長が「訪れる人にとって新鮮さが非日常になり、地元の人が当たり前と思うものが旅の醍醐味」などと観光価値の生み出し方について生徒にわかりやすく解説しました。

© 株式会社とちぎテレビ