パドレスが3連戦勝ち越し 9回2アウトからオドーアが逆転弾

【パドレス8-6ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

パドレスは4点リードの7回裏に5点を奪われ逆転を許したものの、9回表にルーグネッド・オドーアの3号3ランが飛び出し逆転に成功。8対6でナショナルズを下し、敵地での3連戦勝ち越しを決めた。パドレス5番手のドリュー・カールトンがメジャー初勝利(0敗)をマークし、6番手のジョシュ・ヘイダーが13セーブ目を記録。ナショナルズ6番手のハンター・ハービーが2敗目(2勝)を喫している。

2回表にトレント・グリシャムの5号2ランで逆転したパドレスは、5回表にも3点を奪い5対1とリードを広げたものの、ここからナショナルズの猛反撃を受けてしまう。7回裏、ナショナルズは先頭から3連打で1点を返すと、この場面で登板したニック・マルティネスも攻略し4連打で一挙逆転に成功。計7連打5得点の猛攻を見せた。

それでもパドレスは9回に意地を見せた。連打で無死1・2塁のチャンスを作ると、4番・5番が2者連続三振に倒れあと一人まで追い込まれたものの、オドーアが内角の速球を捉えライトへ起死回生の逆転3ラン。窮地を脱出したパドレスは9回裏をヘイダーが危なげなく締めて、苦しい試合をものにした。

勝利したパドレスだが、2回の第1打席で脚に自打球を受けて負傷退場となったキム・ハソンの状態が気がかり。ボブ・メルビン監督によると、試合後のX線検査では骨折などは見られず、長期離脱は避けられそうな状況だが、明日以降の出場は不透明とのこと。データサイト「ベースボール・リファレンス」が算出するDRS(守備防御点)でメジャートップの数字を叩き出している守備の要であるだけに、数試合の欠場でもチームにとっては痛手となりそうだ。

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