ブレーブスがフィリーズとの接戦を制し2連勝 ライリーが特大弾2発

【フィリーズ5-8ブレーブス】@トゥルイスト・パーク

フィリーズとブレーブスの同地区対決4連戦初戦は終盤までもつれた展開となったが、8回裏にトラビス・ダーノウのタイムリーなどで3点を勝ち越したブレーブスがフィリーズを振り切って8対5で勝利。本拠地でのカード初戦を先勝した。ブレーブス4番手のニック・アンダーソンが3勝目(0敗)をマークし、5番手のライセル・イグレシアスが4セーブ目を記録。フィリーズ3番手のグレゴリー・ソトは4敗目(1勝)を喫している。

同地区のライバル同士の対決は序盤から点の取り合いとなった。1回裏、ブレーブスがオースティン・ライリーの8号2ランで先制すると、2回表にフィリーズがアレック・ボームの6号2ランとブライソン・ストットのタイムリーで3得点とすかさず反撃。しかしブレーブスも好調のマーセル・オズナが2回裏に10号ソロを放ち、すぐさま3対3の同点とした。

中盤に入っても点の取り合いは続く。犠牲フライで勝ち越しを許したフィリーズだったが、5回表にブライス・ハーパーの3号ソロで同点に成功。5回裏にはライリーにこの試合2本目のホームランを浴びたものの、7回表にカイル・シュワーバーのタイムリー二塁打で5対5と再び追いついた。

しかしこの点の取り合いにブレーブスが終止符を打つ。8回裏、満塁のチャンスを作ったブレーブスはダーノウのタイムリーで2点の勝ち越しに成功。さらにマット・オルソンが犠牲フライを放ち3得点でフィリーズを突き放すと、最後はイグレシアスがフィリーズの攻撃を3人で締めた。

なお、この試合でライリーが放ったホームラン2発はいずれも455フィート(約139m)越えの特大弾で、2本合計917フィート(約280m)をマーク。2015年にスタットキャストが導入されて以降、1試合で455フィート越えのホームランを2本放ったのは他に3人のみで、うち2人は打球が飛びやすいとされるクアーズ・フィールドでの記録だった。試合前までOPS.762と不調気味だったライリーだが、この試合では持ち味のパワーを披露し、いよいよ本領発揮となりそうな気配だ。

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