コインランドリーで女性(当時71)を刺し殺害 鑑定留置の男(22)を起訴 刑事責任問えると判断

今年2月、愛媛県松山市内のコインランドリーで女性が包丁で刺され殺害された事件で、松山地検は容疑者の男について、鑑定留置の結果刑事責任を問えると判断し、26日、殺人などの罪で起訴しました。

殺人と銃刀法違反の罪で起訴されたのは、松山市河野中須賀の無職・中川晃成被告(22)です。

起訴状などによりますと、中川被告は今年2月5日、自宅から刃渡り約18センチの包丁を持ち出したうえ、近所のコインランドリーで、無職の中川千代子さん(当時71)の背中と胸を刺し、殺害したということです。

検察は中川被告の認否を明らかにしていませんが、警察に逮捕された際「間違いありません」と犯行を認めていたということです。

松山地検は、中川被告の精神状態を確認するため、約3か月にわたり鑑定留置を行った結果、刑事責任を問えると判断し、起訴しました。

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