シンナー中毒か 水産会社で塗装中の3人が搬送 1人が一時、意識不明に 愛媛・宇和島

26日正午過ぎ、愛媛県宇和島市内にある水産会社で、水槽を塗装していたと見られる男女3人が体調不良を訴え、1人が一時、意識不明となりました。
シンナーが原因と見られています。

消防によりますと、26日午後0時20分ごろ、宇和島市大浦にある山口水産から「70代の男性の意識と呼吸が無い」と通報があったということです。

40代~70代までの男女3人が救急搬送され、このうち、70代の男性が一時、意識不明となっていましたが、いずれも命に別状はないということです。

3人は山口水産の従業員で、当時、室内で直径およそ8メートル、深さ90センチ程の水槽を塗装していたとみられ、中にシンナーの一斗缶があったことから、消防では3人がシンナーで体調を崩したとみています。

現場は、JR宇和島駅から西におよそ2.7キロの海辺にある水産会社で、周辺には規制線が貼られるなど、物々しい雰囲気に包まれていました。

© 株式会社あいテレビ