アルゼンチン屈指の名門として知られるリーベル・プレート。
前季王者として臨んだ昨季は3位に終わり、宿敵ボカ・ジュニオルスの優勝を許したが、今季は17節終了時点で2位と勝点5差の首位につけている。
チームを率いるのは、今年就任したマルティン・デミチェリス監督。現役時代はリーベル以外にもバイエルン・ミュンヘンやマンチェスター・シティでプレーしており、欧州サッカーのファンには馴染み深い人物だ。
アルゼンチン代表としても51試合に出場。2014年のブラジルワールドカップではアルゼンチンがドイツに敗れ準優勝に終わった決勝の舞台にも立っていた。
デミチェリスは2017年、先日3部降格が決まってしまったマラガで現役を引退。すぐにマラガのアシスタントコーチに就任し、2019年からは古巣バイエルンでU-19やBチームの監督を務めた。
そんな彼が今季、42歳にしてリーベルの監督となり、チームは開幕から快進撃を見せている。近年は欧州でもアルゼンチン監督の活躍が目立っており、おそらくはデミチェリスもその後に続いていくことだろう。
すでに外見からは名将の匂いをプンプン漂わせている。
現役時代から整った顔立ちと、そこからは想像もできないような熱さが魅力だったデミチェリス、やっぱり「イケおじ」になっていた!
しかも、クラブエンブレム入りのスーツに身を包んでいることもあれば…。
よりカジュアルなスタイルでピッチサイドに立つ日も。ファッションにはかなりこだわっているようだ。
ホームのエル・モヌメンタルで5月7日に行われた、ボカとの「スーペルクラシコ」の時の服装がこちら。
黒のスーツとシャツに赤のネクタイが決まりすぎ!
こんな監督に率いられたチームが負けるはずはなく、試合は、後半アディショナルタイムにミゲル・ボルハのPKで先制したリーベルがそのまま1-0で勝利している。
試合終盤には両チームがピッチ上で大揉め。それぞれ3人ずつが退場するなど、実にスーペルクラシコらしい激闘だった。
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果たして2年ぶりのリーグタイトル奪還を果たせるのか。デミチェリス監督に率いるリーベル・プレートにぜひ注目してほしい。