当選者1人が7月に鉱山見学ツアー 佐野、吉澤石灰工業が150周年記念企画 6月1日から参加者募集

乗車体験ができる60トンのダンプ(吉澤石灰工業提供)

 1人だけしか味わえない特別な体験-。石灰製品製造の吉澤石灰工業(佐野市宮下町、松原維一郎社長)は、創業150周年の特別企画として、小中学生・高校生を対象に「鉱山見学体験ツアープレゼントキャンペーン」を7月に開催する。クイズに答え応募した人のうち当選者1人のみが、岩盤を破壊する発破の見学や60㌧ダンプの乗車体験などができ、土産品をもらえる。応募期間は6月1〜30日。

 同社は1873年、旧葛生町(現佐野市)で創業。佐野市葛生地区で産出される石灰石・ドロマイトの採掘や、これらを原料とした生石灰などの製品の製造、販売、研究を行っている。

 ツアーは2回目の実施。当選者と日程を調整し、7月25、27、28日のいずれかに実施する。当日は同社の鉱山や同市葛生東1丁目の吉澤記念美術館を見学し、昼食にそばを提供。土産品として創業150周年のノベルティーグッズやクオカード5千円分を贈る。保護者は1人のみ同伴できる。

 希望者は6月1日に同社ホームページで公開される、同社の歴史などに関するクイズに答え、応募する。

 ツアーは3回目も予定しており、応募期間は9月1〜30日。実施日は未定。

 (問)ツアー事務局0283.84.1111。

見学する発破の様子(吉澤石灰工業提供)

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