「世界禁煙デー」に合わせ、広島県庁では31日、灰皿が撤去されました。
県庁の敷地内に2か所ある喫煙所では31日、全ての灰皿が撤去されました。WHO(世界保健機関)が定めた世界禁煙デーは、たばこを吸わないことを一般的な社会習慣にすることが狙いで、国は毎年、「禁煙週間」を設けています。
また、期間中は、敷地内での禁煙を知らせる張り紙がはられました。
広島県がまとめた健康意識調査の結果によりますと、県民の喫煙率は2017年度、全国平均を下回っていましたが、がんなどの健康被害については20代の若者にも啓発していきたい考えです。
広島県 健康づくり推進課 柿本奈美 主査
「喫煙者に健康を考えてもらう契機になれば」
県は、今後も喫煙をやめたい人を支援する取り組みなどを続けたいとしています。禁煙週間は、6月6日までです。