空き巣繰り返し現金1885万円や腕時計など盗んだ疑い 男2人を逮捕、追送検

京都府警本部

 民家で空き巣を繰り返したとして、京都府警捜査3課と伏見署などは31日、窃盗などの疑いで、宇治市の建築業の男(50)=窃盗罪などで公判中=と、埼玉県日高市の暴力団員の男(49)=窃盗罪などで起訴=を逮捕、追送検し、捜査を終結したと発表した。計14件で2265万円の被害を裏付けたという。

 府警によると、2人は共謀し、昨年10~12月、京都市や大津市、宇治市など京都府と滋賀県の6市の民家で、住人が不在の午前中を狙い、工具で窓ガラスを割って侵入し、現金計1885万円のほか腕時計やネックレスなどの貴金属99点を盗んだ疑いがあるという。

 府警は31日までに、建築業の男から盗品の腕時計1点(50万円相当)を譲り受けたとして、宇治市の無職女性(53)を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)の疑いで書類送検した。

© 株式会社京都新聞社