「魅力的な小山に」 地元企業や団体などがプラン作成 河川敷にカフェなど提案 

将来のビジョンをイラストに示した(城山公園エリア)

 【小山】地元企業・団体などで組織する「小山駅周辺エリアまちづくりプラン策定プロジェクト」の策定協議会・検討委員会は2日までに、市制100周年となる2054年を見据えたまちづくりビジョン「PLAN OYAMA(プランオヤマ)」をまとめた。駅前や河川敷などにカフェやベンチといったゆったり過ごせる滞在施設などを設置し、親子で歩きたくなる空間を創出するなど多数のアイデアを盛り込んでいる。

 「民間と行政が共有する小山駅周辺エリアの長期ビジョン」との位置付けで、公共事業や民間開発の企画立案の“種”としての活用が見込まれている。

 内容は市ホームページで公開したほか、事務局を担った市まちづくり推進課や駅周辺の店舗などに配置する。多くの市民に目を通してもらい、今後の施策に生かす。

将来のビジョンをイラストに示した(思川エリア)

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