ペップが宿敵とのFA杯決勝に力説 「過去に何をしたとか、どれだけ優れているかは無意味」

[写真:Getty Images]

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督がタイトルをかけたダービーマッチに持論を転じた。

アーセナルと争った今季のプレミアリーグを見事に制して、3連覇のシティ。3日には今季2つ目のタイトルをかけ、FAカップ決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦に挑む。

制すれば、イングランド勢として1998-99シーズンのユナイテッド以来となるチャンピオンズリーグ(CL)を含めたトレブルに王手。だが、指揮官は難しい戦いを予想する。

今季も宿敵に力の差を見せつけるシティだが、イギリス『BBC』によると、シティ指揮官はダービーおいて過去の実績など無意味で、単純に力を発揮したチームが勝つと力説した。

「決勝戦というのはその瞬間、90分間をどんな状態で挑むかが大事。過去に何をしたとか、どれだけ優れているとかではない」

「個人として、チームとして、その90分から95分の間にどんなパフォーマンスをするか、そしてすべてのディテールが重要だ」

「プレミアリーグでは我々の方が上だったが、(FAカップ決勝は)1試合でのことだし、勝つためにベストを尽くさないとね」

なお、今のシティが世界最高のチームかどうかを問われると、「ときどきね。でも、うまくプレーできないときだってある」と返している。

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