歯っぴいスマイルで健康に 長崎、佐世保でフェス 歯磨き指導や治療呼びかけ

ブラッシングを指導する歯科衛生士=長崎市、ベルナード観光通り

 「歯と口の健康週間」(6月4~10日)に合わせた啓発キャンペーン「歯っぴいスマイルフェスティバル」が4日、長崎市浜町のベルナード観光通りであり、歯科医師らが予防や早期発見、治療を呼びかけた。
 同市と市歯科医師会(貝通丸剛会長)が主催。新型コロナウイルスの影響で対面型イベントは4年ぶりとなった。
 スタッフ約160人が計11項目のブースを出し、ブラッシングを指導したり、歯科衛生士の仕事を説明したりした。子どもや高齢者に「歯ブラシは口内の汚れを60%しか落とせない。残りはフロスなどで落とす」「6歳臼歯は生涯使う歯。大切に磨いて」などとアドバイスした。
 母弟と参加した聖マリア学院小2年の有田実生(みお)さん(8)は「フッ素を与えると虫歯になりにくいなどを学べた。毎日歯磨きをする」と誓っていた。
 佐世保市でもデンタルフェスティバル(佐世保市歯科医師会など主催)が開かれた。三ケ町アーケード内に歯科保健情報のボードを設置。市民らはクイズに答えながら、歯に関する知識を深めた。

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