【いじめ】不適切対応で市教育長が直接謝罪 被害者両親「影響が長期化する前に芽を摘む対策が必要」と指摘 6日 静岡・湖西市

2019年に静岡・湖西市の当時中学2年生が受けたいじめについて市教委や学校の対応が不適切だった問題で、6日に教育長が被害者の両親に直接謝罪した。

(湖西市教育委員会 渡辺宜宏 教育長)

「大変申し訳ありませんでした」

これは、2019年に湖西市の中学校に通っていた当時中学2年生が部活動の同級生から受けたいじめをめぐり、第三者調査委員会が「市教委や学校が不適切な対応を行ったことで本人に回復不能な損害が生じた」と指摘したもの。

6日は、湖西市教育委員会の渡辺教育長らが「寄り添った対応ができていなかった」と両親を前に謝罪した上で、第三者委員会を常設するなどの対策を進めていくと説明した。一方、両親は、いじめの影響が長期化する前に芽を摘む対策が必要だと指摘した。

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