【ツインズ１－２ｘレイズ】＠トロピカーナ・フィールド
負けると貯金がなくなるツインズは、１点ビハインドの９回表に同点に追いつく粘りを見せたものの、９回裏に登板したクローザーのヨアン・デュランが先頭のランディ・アロザレーナに被弾。１対２でサヨナラ負けを喫して４連敗となり、地区首位にもかかわらず貯金がなくなった。レイズ６番手のジェイソン・アダムはリードを守れず今季４度目のセーブ失敗を喫したが、２勝目（１敗）をマーク。デュランは痛恨の被弾で２敗目（１勝）となった。
ツインズは先発のパブロ・ロペスが２回裏にアイザック・パレイデスの９号ソロで先制を許したものの、７回92球を投げて被安打５、奪三振６、与四球１、失点１と安定した投球。打線は８回まで無得点に封じられていたが、９回表に２つの四死球に盗塁を絡めて一死１・３塁のチャンスを作り、ロイス・ルイスのタイムリーで同点に追いついた。しかし、続く一死満塁の勝ち越し機でライアン・ジェファーズが併殺打に倒れ、最後はデュランがアロザレーナに12号ソロを浴びてサヨナラ負け。今季31勝31敗となり、貯金がなくなった。
ツインズが所属するアメリカン・リーグ中部地区は、ツインズ以外の４チームがいずれも借金を抱えており、ツインズだけが勝率５割を超えている状況だった。ところが、ツインズも貯金４の状態から４連敗を喫し、貯金が消滅。ついに地区の全５チームが勝率５割以下となってしまった。地区の全５チームが勝率５割以上をキープしているア・リーグ東部地区とは対照的な状況となっている。
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