初めて6月に… フラワーフェスティバル あす開幕 平和公園で準備 進む

初めて6月に開かれる「ひろしまフラワーフェスティバル」が、あす10日、開幕します。メイン会場の1つ平和公園(広島市)でも準備が進められています。

米田健太郎 記者
「あすに迫ったフラワーフェスティバルを前にさまざまな準備が進められています」

「ピースフラワープロジェクト花育」は、もみじ銀行が実施しているボランティア活動です。およそ130の学校や施設などで育てられたペチュニアなどおよそ1万8000鉢を平和公園の芝生広場に並べていきました。

フラワーアートで大きなハトや「ここで咲く花 世界にとどけ」ということしの祭りのテーマが表現されています。夜になると、並べた花の周りがLEDライトでライトアップされたり、原爆慰霊碑に向かう道にキャンドルが灯されたりすることになっています。

参加した新入社員
「地元も広島なので、コロナ前の盛り上がりがこの土日に発揮されたらいいなと思い、楽しみ」

もみじ銀行 小田宏史 頭取
「花というのは、1つの平和のシンボルではないかと思う。地域のみなさんが1つひとつ丹念にていねいに育ててくれた集合体だと思うので、そういった気持ちが伝わればと楽しみで期待している」

これらの花々は、フラワーフェスティバル終了後に、希望した団体などに無料で配られる予定です。

また、4年ぶりに行われる花の総合パレードに向けた準備も進んでいました。花舞台は、全長がおよそ13メートルの乗り物で、スペシャルゲストの 島谷ひとみ さんやフラワークイーンたちがパレードで乗る予定です。

ひろしまフラワーフェスティバルは、あす10日から2日間、平和大通りを中心に開催されます。

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