ハヴァーツに対してアーセナルも関心? 争奪戦に突入か

写真:ロンドンのライバルから関心を寄せられているハフェルツ ©Getty Images

チェルシーに所属するドイツ代表FWカイ・ハヴァーツに、同じロンドンに本拠を置くライバルチームに移籍する可能性が浮上してきたという。イギリス『デイリーメール』電子版が伝えている。

ハヴァーツについては、今夏のレアル・マドリード移籍が濃厚と見られている。レアル・マドリードではカリム・ベンゼマやマルコ・アセンシオ、エデン・アザールらが退団して前線が人材不足に陥っており、ストライカーの補強が急務となっている。そして、補強候補としてイングランド代表ハリー・ケイン(トッテナム)に加え、ハヴァーツの名前も以前から取り沙汰されている。

チェルシーはマウリシオ・ポチェッティーノ新監督が就任し、人員整理を進める中、ハヴァーツについては“売却可能な資産”とみなし、移籍先を探していると見られている。

問題となるのは移籍金の額。チェルシー側が現在提示している移籍金の額は7000万ポンド(約122億6700万円)だが、レアル・マドリードはこの金額を支払うのに難色を示しており、5000万ポンド(約87億6200万円)程度まで下げて交渉に臨む可能性があるという。

そしてこのほど、ハヴァーツの獲得にアーセナルも興味を示し始めたという。ミケル・アルテタ監督にとっての優先事項は中盤のプレーヤーであり、ウェストハムに所属するイングランド代表MFデクラン・ライスの獲得を最優先事項としているが、より直接的にゴールに絡むことができ、フィジカル能力も高いストライカーを獲得できれば、チームが受けられる恩恵は大きい。

ハヴァーツとチェルシーの契約はあと2年残っており、彼自身はもともと、チェルシーで可能な限り長いキャリアを送ることを望んでいたという。ただし現在はレアル・マドリードへの移籍を熱望しているとされており、移籍交渉はある程度スムーズに進むと思われていたが、ライバルチームの出現により争奪戦が展開される可能性も出てきた。

 

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