【中津】大分と福岡の県境を流れる山国川で10日、アユの友釣りが解禁された。この日を待ち構えていた県内外からの釣り客が、香魚（アユの別名）を狙ってさおを操っていた。
中津市耶馬渓町樋山路の沈み橋付近では、アユ釣り愛好家のグループ「山国川名人会」のメンバー5人が前夜から車中泊で待機。午前9時前から釣り始めた。
30分ほどで1匹目を釣った溝端光一会長（52）＝福岡県吉富町＝は「昨年はいっぱい釣れたが、今年はまだ水温が低かったようだ。水温が上がってからが勝負」と話していた。
期間は12月末まで。アユ釣りに必要な遊漁券は、年間券5千円、1日券2千円。市内の釣具店やおとりアユの販売店などで購入できる。問い合わせは山国川漁協（0979.52.2756）。
