京都・長岡京市で「ふるさと納税」事務処理ミス 寄付者に謝罪へ

長岡京市役所

 京都府長岡京市は12日、ふるさと納税で昨年に同市へ寄付した人のうち69人分の税控除に必要なデータを、寄付者の居住自治体に送っていなかったミスがあったと発表した。

 同市によると、昨年12月28~31日に確定申告が不要となるオンラインの「ワンストップ特例制度」を利用して寄付があった分について、職員がシステム操作を誤り、対象となる56自治体に必要なデータを正しく送信できていなかったという。寄付額は計156万9千円。

 今月8日に寄付者から税控除が受けられていないと指摘があった。同市は居住自治体と税控除のための手続きを進めており、寄付者には文書や電話で謝罪する。

© 株式会社京都新聞社