名称「Tポイント」なくなり「Vポイント」に統一 発行済みカード、ポイントどうなる?

新しいロゴの前で撮影に応じる三井住友フィナンシャルグループの太田純社長(左)とカルチュア・コンビニエンス・クラブの増田宗昭会長兼CEO=6月13日午前、東京都千代田区

 三井住友フィナンシャルグループ(FG)とカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は6月13日、「Vポイント」と「Tポイント」の統合後の名称を「Vポイント」に統一すると発表した。多様な店で使える「共通ポイント」の草分け的な存在だったTポイントの名称はなくなるが、発行済みのカードやポイントは統合後もそのまま使えるという。

⇒ドリームジャンボ宝くじ当選番号を発表

 三井住友ファイナンシャルグループの発表によると、「Tポイント」は国内初の共通ポイントでサービス開始から今年で20年を迎え、有効IDは約1.3億という。多くの利用者がより便利に貯められ、特定の経済圏に縛られない「みんなが使えるポイント」を目指し、世界中のVisa加盟店で使える「Vポイント」と統合したとしている。

⇒訳ありフルーツを格安で…期間限定で販売

 新たなVポイントは2024年春をめどに提供を開始する。ロゴも刷新し、Tポイントでなじみのある青と黄色の配色でV字をかたどった。両サービスの会員数は、1年以内の利用者ベースで合計8600万人。「楽天ポイント」や「Ponta(ポンタ)」などに匹敵する共通ポイントが誕生することになる。

© 株式会社福井新聞社