平和公園をきれいに 手作りの熊手と竹ぼうきを贈る 広島・安佐北区のグループ

平和公園(広島市)の清掃活動に役立ててもらおうと、ボランティアグループが14日、手作りの熊手や竹ぼうきを広島市に寄付しました。

寄付をしたのは、広島市安佐北区白木町の高齢者グループ「関川福寿会」です。地元や東広島市志和町で取った竹で作った熊手124本と竹ぼうき35本を贈りました。

広島市への清掃用具の寄付は、原爆で亡くなった人への慰霊や平和公園の美化のために前身のグループが始め、ことしで23回目となります。これまで寄贈された数は合わせて4120本に上ります。

関川福寿会 永井俊之 会長
「広島のシンボルの平和公園が今からもずっときれいな状態で継承されていくことがうれしいんです。体が健在である限りはやれる範囲は(寄付を)継承したいという気持ちでいっぱいでございます」

熊手や竹ぼうきは、平和公園で日常の掃除などの際に使われます。

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