盛岡市出身の錦木（32）＝大相撲西前頭4枚目＝ら岩手県力士4人が在籍する伊勢ノ海部屋は17日まで、同市みたけの県営武道館相撲場で、4年ぶりとなる本県合宿に取り組んでいる。
14日は奥州市出身の漣（さざなみ）、一関市出身の鬨王（ときおう）（ともに三段目）、盛岡市出身の曽我（序ノ口）ら10人が参加。観客約250人が囲む土俵で、大きな体が音を立てて何度もぶつかり合った。
終了後、1時間ほどファンと触れ合った錦木は「久しぶりの地元稽古。元気が出る」と喜び、来月の名古屋場所に向け「まず調子を戻すところから。けがをせず勝ち越したい」と抱負を述べた。
稽古は午前8時半～10時ごろ一般公開している。
