消防団に協力していることを証明する文書を、申請していた事業所とは違う事業所に送り、消防団員1人の個人情報が漏えいしたと、静岡県磐田市が6月15日に発表しました。
磐田市によりますと、6月1日、市内の事業所から従業員が消防団に所属していることを証明する「消防団協力事業所表示制度認定証明書」の申請があり、磐田市消防本部は審査の結果、この事業所を「消防団協力事業所」と認定しました。
6月8日、その証明書を事業所に送付しようとしたところ、同時期に申請をしていた別の事業者宛てに送ってしまい、本来送付するはずだった事業所に所属する消防団員の氏名や住所などの個人情報が漏えいしたということです。
間違って証明書が送られてきた事業所からの連絡で送付ミスが発覚しました。
磐田市消防本部は、送付事務を1人の職員で行っていたことによる確認不足が原因だったとし、ダブルチェックの徹底や「窓付き封筒」の使用などで再発防止に努めるとしています。