【甘々娘】トウモロコシ盗難防止パトロール 静岡・森町

収穫シーズン真っ只中の静岡・森町の「トウモロコシ」。2021年、大量の盗難にあったことから、被害を未然に防ごうと警察や生産者らによる合同パトロールが行われている。

森町特産のトウモロコシ「甘々娘」は、糖度18度以上とフルーツに匹敵するほどの甘さが特徴のトウモロコシ。今が収穫シーズンだが、生産者が警戒しているのがトウモロコシの盗難。森町では、2021年に収穫前のトウモロコシ2700本余りが盗まれる被害があった。

森町ではこの大量盗難以降、官民一体となり、盗難防止活動に力を入れていて、6月14日は、袋井警察署と生産者、地元JAなど7団体39人が参加し、圃場をパトロールした。また今回は、警察官が走りながら地域を巡回するランニングパトロールも行われ、生産者や住民に声をかけながら防犯活動を行った。

(袋井警察署員)

「こんにちは、袋井警察署です、盗難防止のためにパトロールをしています」「夜もパトカーで防犯警戒していきますので、よろしくお願いします」

パトカーに乗っての警戒が多い中、ランニングパトロールは普段とはどう違うのだろうか。

(袋井警察署員)

「細かい部分まで見える、不審者がトウモロコシ畑の間にいないか確認できる」「パトカーに乗っているときとは目線も違う、見え方が新鮮」

森町ではトウモロコシの収穫が行われる8月まで、警察や生産者らが24時間体制のパトロールなどを行い、盗難被害の防止に努めるという。

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