しばらくは「梅雨の中休み」になりそうですが、広島・府中市の寺でアジサイが見ごろとなっています。
府中市にある神宮寺は、「あじさい寺」として知られていて、見ごろとなったアジサイが境内を彩っています。
およそ40年前に先々代の住職が参拝者に楽しんでもらおうと境内にアジサイを植えたのが始まりで、その後、地域の住民と一緒に寺の裏山に遊歩道を整備するなどして増やしてきました。
アジサイは、今では50アールの敷地におよそ80種類・3000株ほどになり、毎年、この時期には多くの人が訪れるようになりました。
訪れた人は、落ち着いた寺のたたずまいになじむアジサイをながめながら、ゆっくりと散策していました。
訪れた人たち
「いろんな種類があって、見たことのないアジサイがいっぱいあった。すごく楽しいです」
「雨が降った日とかも来たりしたんですけど、そのときも情緒があってよかったですし、きょうみたいに晴れているときも気持ちがいいですよね。きれいです」
神宮寺のアジサイは、今月いっぱい、見ごろが続くそうです。