旬の若アユ求め盛況 砺波・庄川沿いの専門店、アユ釣り解禁受け

炭火で焼かれるアユ=砺波市庄川町金屋

 富山県内のアユ釣りが16日に解禁され、砺波市の庄川沿いにあるアユ料理専門店は若アユを味わう家族連れらでにぎわっている。骨が柔らかく香り高いのが特長で、17日も旬の味覚を求めて大勢の客が訪れた。

 砺波市庄川町金屋の「鮎(あゆ)の里」では、午前中から客が次々と来店し、串に刺し炭火で焼き上げた若アユを頭から味わった。窓から見える庄川の景色も楽しんだ。

 アユの塩焼き4、5匹と甘露煮、付き出し、酢の物などがセットになった「庄川膳」(3300円)が人気で、塩焼きは持ち帰りもできる。高宮伯典(はくよし)社長は「カルシウムやビタミンも豊富。初夏の味をじっくりと食べに来てほしい」と話し、好調な客足を喜んだ。

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