来年放送のNHK大河ドラマ「光る君へ」の主人公紫式部にゆかりがある石山寺(大津市)の門前でこのほど、関西電力送配電が照明設備の清掃と点検を行った。
毎年6月を「地域感謝月間」とする同社が、大河ドラマの効果で参拝者の増加が見込まれることから、電気設備や高所作業で協力しようと同寺や県に相談し、実施した。
この日は、滋賀配電営業所の所員2人が高所作業車のバケットに乗り、ほこりやクモの巣を取り除いた。高さ約8メートルの街路灯4基を約40分かけて清掃し、漏電が起こっていないことも確かめた。
作業長の山根豪さん(31)は、「観光客にも京都だけでなく、滋賀の石山寺に来たいと思ってもらえたらうれしい」と話した。