地元の逸品をアピールする催し「Love 京田辺マルシェ」がこのほど、京都府京田辺市の商業施設で行われた。57事業者が新鮮な野菜やスイーツ、手作り雑貨など自慢の品を並べ、多くの人でにぎわった。
市内の農業や福祉、商工などの団体でつくる京田辺農福観地域づくり協議会の主催で15回目。2019年の初回は5事業者の出店だったが、回を重ねるごとに人気を呼び、生産者と消費者が出会う貴重な場に成長した。
会場の「ブランチ松井山手」(京田辺市山手中央)では、同市産の有機野菜や新茶のほか、近隣からも笠置町の猟師が捕獲した鹿の薫製ハム、井手町の町花であるヤマブキをイメージした濃い黄色のプリンなどがずらり。訪れた人は試食や店主との会話を楽しみながら、会場を巡っていた。