日本代表歴代3位となる126試合に出場してきた吉田麻也。
TOKYOFMをキーステーションに放送中の「吉田麻也のチャレンジ&カバー」でこんな話をしていた。
「僕は世代別の代表はまったくかすりもしてないんですよね。
(アンダー)15とか17とか18、アンダー20くらいまであったんですけど、一回も入ってないです。
一回も国際大会に行ってなくて、初めてオリンピック代表で北京五輪に行きましたけども。
(年代別の国際大会で大事なことは)
まずひとつは日本という島国から出て、他の国、特に他の人種、アフリカンだったり、南米だったり、自分が今までに思ったことがないような体の使い方とかボールさばきをしてくるような人達と対戦して、いま自分がどの位置にいるのかを把握することが非常に大事なんじゃないかなと。
で、それを持ち帰って、日々の練習で切磋琢磨していくことが大事なんじゃないかと思いますし、僕自身もそうやってきたという記憶がありますね。
それがどんどん強くなって、海外に行かなきゃいけないという風になったっていうのをすごく覚えているので」
「アンダー世代の代表ってものすごい選手がたくさんいるんですよ。
僕も実際に同世代の選手たちを見てきて、すごい選手いるなと。
(国際大会の)メンバーに最後選ばれてなくても、予選とか練習とか行ったことあるんですけど、僕の世代だと、やっぱり森本貴幸ですねぇ。
シチリア島のカターニャに住んでた男なんですけど。
こいつは本当バケモノでしたね。バケモノ武勇伝はたくさんあるんですけど(笑)
とにかく、初めて代表に行った時に森本を見て、こんなやつとやってかなきゃいけないんだっていうすごいインパクトを受けたのを覚えていて」
吉田はU-18日本代表に選出された経験はあるが、オリンピックまでは主要な国際大会に出場した経験がなかった。
1988年生まれの同期のなかで一番すごかったのは森本貴幸だそう。まだ中学生だった2004年に東京ヴェルディでJ1史上最年少記録となる15歳でデビューした元怪童ストライカーだ。
その後、10代でセリエAカターニャに引き抜かれるなど世代トップを走っていたが、吉田は初めて見た時にバケモノだと感じたとか。
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その森本は台湾のチームで現役を続けていたが、イタリアに復帰するようだ。
セリエDのアクラガスが契約を進めており、メディカルチェックで問題がなければ契約を締結すると発表している。