デンベレ、バルセロナとの契約延長を示唆

写真:バルセロナとの契約を延長する見込みのデンベレ ©Getty Images

バルセロナに所属するフランス代表FWウスマン・デンベレが、クラブとの契約更新が迫っていることを示唆した。スペイン『マルカ』紙の電子版が伝えている。

デンベレとバルセロナの契約は2024年6月となっており、過去にはクラブの財政難の影響により、彼の契約延長が不可能になる可能性も示唆されていた。

しかしデンベレによると「バルセロナは2027年(6月)までの契約延長を望んでいる」そうで、「自分の代理人がクラブ側と話をしている。僕はこのクラブ、そしてバルセロナの自宅での生活がものすごく気に入っている。どうなるか見守っていきたい」としている。近い将来、契約延長が正式発表になる可能性がありそうだ。

2017年にドルトムントからバルセロナに加入した当初はケガが多く、納得のいくパフォーマンスをなかなか発揮することができなかったが、「以前はハムストリングに多くの問題を抱えていたけど、理学療法士との取り組みを続けることで改善されている。以前は『ハンバーガーとピザしか食べていない』なんて報じられたこともあったけど、そんなことはないし、今はクラブハウスで栄養士が監修した食事を摂っている」と語っており、コンディションは改善されていると主張。

また、シャビ監督に対しては次のように語り、信頼を寄せている。

「彼が来る前の3年間は、誰にとっても非常に困難な日々だった。でも、シャビが来てチームに大きな自信を与えてくれた。彼はこのクラブで育った人間であり、バルセロナでこれまでに起きてきたことを熟知している。その知見から僕たちのプレッシャーを取り除き、大きな自信を与えてくれたんだ」

そして、デンベレは2023-24シーズンの目標をチャンピオンズリーグ制覇に定めた。

「バルセロナは長い間CLで優勝できていないので、再びCLの舞台で頂点に立ちたいと思っている。CLはケガ人が多いチームでは優勝できないし、ミスも許されない。常に高い集中力を維持して臨む必要がある。来シーズンのCLですべてがうまくいくことを願っているよ」

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