「街かどコスプレーヤー&痛車(いたしゃ)コレクション」が18日、富山県高岡市佐野の高岡おとぎの森公園で開かれた。アニメやゲームのキャラクターに扮(ふん)したコスプレーヤー80人と、車体にキャラクターを描いた「痛車」50台が県内外から集まり、来場者の注目を集めた。
地域を盛り上げようと、高岡おとぎの森公園の吉崎正人所長が企画し、ポップカルチャーを中心としたイベントを運営する「街なかイベント事務局」(高岡市)が協力した。
広場にキャラクターを大きくあしらった痛車がずらりと並び、大分や宮城など県内外から駆け付けたオーナーがこだわりが詰まった装飾をアピールした。人気バーチャル歌手「初音ミク」をはじめ、人気アニメやゲームの衣装で着飾ったコスプレーヤーは会場内を巡り、来場者と記念撮影を楽しんだ。
砺波市から訪れた浅田啓敬(ひろのり)さん(34)はトラックにキャラクターをデザインした「痛トラ」が愛車で、「好きなものが詰まった痛車を見るのは楽しい。個性的な作品ばかりなので、面白いアイデアを取り入れたい」と話した。