家族連れで大盛況 川棚「100縁翔店街」 3年8カ月ぶり開催

子どもたちの行列ができた射的コーナー=川棚町栄町

 長崎県東彼川棚町中心部の栄町商店街で17日、コロナ禍で休止していた「100縁翔店街」が3年8カ月ぶりに開かれ、多くの家族連れでにぎわった。
 かわたな栄町集栄会が商店街の活性化を目的に2011年に始めた。26回目。町内外から36店舗が参加し、100円の商品やサービスを提供。野菜販売や射的、町内産品が当たる抽選会場には行列ができた。
 佐世保市から夫婦で訪れた会社員、公文英敏さん(55)は野菜を購入し500円のマッサージサービスを受けた。「すごくにぎやか。次も来てみたい」と話した。
 実行委員長の山口雄一郎さん(40)は「出店数が当初の半分だったが、多くの人が集まった。商店街や川棚に立ち寄るきっかけになれば」と話した。次回は10月14日。

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