攻撃陣爆発のイングランド、北マケドニアを7発粉砕で4連勝!《ユーロ2024予選》

[写真:Getty Images]

イングランド代表は19日、ユーロ2024予選・グループC第4節で北マケドニア代表と対戦し7-0で圧勝した。

3日前に行われたマルタ代表戦を快勝したイングランドは、その試合からスタメンを3人変更。マディソン、トリッピアー、グエイに代えてラッシュフォード、ストーンズ、ウォーカーをスタメンで起用した。

かつてJリーグでプレーしたバブンスキー兄弟をベンチに置く北マケドニアに対し、立ち上がりからボールの主導権を握るイングランドは両サイドを経由して攻撃を組み立てるが、なかなか決定機まで至らない状況が続く。

それでもイングランド29分、ヘンダーソンのロングパスを左サイド高い位置で収めたラッシュフォードのパスをインナーラップしたショーがボックス左で受けると、縦への仕掛けからクロスを供給。最後はゴール前のケインが左足で難なくゴールに流し込んだ。

先制したイングランドは、38分にもオーバーラップしたウォーカーの右クロスをボックス右で収めたサカが素早く右足を振り抜くと、強烈なシュートをニアサイドに突き刺した。

ハーフタイムにかけてもイングランドが主導権を握ると、45分にはケインのパスをボックス左で受けたヘンダーソンが縦への突破からマイナスに折り返すと最後はラッシュフォードがゴールに流し込み、3-0で前半を終えた。

迎えた後半、イングランドは開始早々に追加点を奪う。47分、アレクサンダー=アーノルドのロングフィードから右サイドを抜け出したサカが左足アウトサイドでのトラップで中に切り込むと、ボックス右から左足一閃。強烈なシュートがゴール左上に突き刺さった。

勢いの止まらないイングランドは、51分にも中盤でルーズボールを拾ったケインのパスからDFの裏に抜け出したサカがボックス内まで切り込み、冷静にゴールネットを揺らし、ハットトリックを達成した。

その後、イングランド58分にサカやラッシュフォードらを下げてグリーリッシュやフィリップスらを投入。すると64分、グリーリッシュが供給した左クロスがケインのマークについていたセラフィモフのクリアミスを誘発。こぼれたボールはゴール前のフィリップスのもとに渡り、右足で流し込んだシュートは無人のゴールに吸い込まれた。

攻撃の手を緩めないイングランドは、72分にも右CKのポジション争いでストーンズがベイトゥライに抱え倒されると、主審はPKを宣告。これをケインがゴール左上に決め、7点目。

結局、試合はそのまま7-0でタイムアップ。サカのハットトリックなどで北マケドニアに圧勝したイングランドがユーロ予選4連勝を飾った。

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