ホタルの鑑賞を楽しむ「松山ホタルウイーク」が19日、酒田市松山地域の粽田池（ちまきだいけ）周辺で始まった。参加者が池や沢の周辺で淡い光を放ちながら飛ぶ幻想的な光景を堪能した。
同地域山寺地区の住民で組織し、ホタルの里づくり活動に取り組む「山寺昆虫の森育成会」（山岸芳春会長）が案内役を務め、約30人が参加した。池の周りを散策していると、ホタルの光が闇夜に浮かび上がり、参加者は懐中電灯を消してうっとりとその様子を眺めていた。
松山小2年の冨樫葵さん（7）と三浦紗菜さん（7）は「ホタルを見られて楽しかった」「4匹くらいが手に乗ったよ」と話していた。ホタルウイークは25日まで。各日午後8時に同コミセン集合で予約不要。
