甘くて硬めの食感満喫 佐野観光農園でモモ狩りスタート

桃狩りを楽しむ来園客

 約200本の桃の木を栽培する栃木県佐野市植下町の佐野観光農園アグリタウンで、観光客が夏季限定の桃狩りを楽しんでいる。

 6月はすっきりとした甘さが特徴の「ちよひめ」と、酸味が少ない分甘さが際立つ「日川白鳳(ひかわはくほう)」が食べ頃。同園によると、木に実っている桃は、硬めの食感が特徴だという。

 18日も県内外から家族連れなどが訪れ、制限時間30分の間に鮮やかなピンク色の実をもぎ取り、皮をむいて頬張っていた。

 家族4人で訪れた埼玉県熊谷市柿沼、公務員河野大志(かわのひろし)さん(35)は「昨年も参加して、今年も来ようと思って来た。硬くて食べやすくておいしい」と満足そう。長女の杏(あんず)ちゃん(2)も桃を口いっぱいに含み、うれしそうに笑っていた。

 桃狩りは毎週土、日曜、7月以降は水曜も実施する。8月のお盆ごろまで。

桃狩りを楽しむ来園客
桃狩りを楽しむ来園客

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