“ホタルからの招待状” 24日夜に鑑賞イベント 那須の高徳寺などで

イベントのチラシを持つ薄葉会長

 【那須】高瀬集落営農組合は24日夜、横岡の高徳寺境内などでホタルを観賞するイベント「ホタルからの招待状」を開く。

 ホタルの保護活動を通して、農村環境を守る意識の向上を目的に実施。新型コロナウイルスの影響で、規模を縮小して4年ぶりの開催となる。

 県なかがわ水遊園(大田原市佐良土)職員による環境保全や持続可能な開発目標(SDGs)についての講演の後、那須塩原市出身の津軽三味線奏者棚瀬敬太(たなせけいた)さんの演奏や、那須の語り部・井上二美子(いのうえふみこ)さんの九尾の狐(きつね)伝説に関する口演が行われる。その後、近くの水田でホタルを観賞する。同組合の薄葉進(うすばすすむ)会長(73)は「ホタルが飛び回る風景を見て、自然を感じてほしい」と話す。

 午後4時半入場、午後5時開演。定員50人。参加料は軽食、飲み物付きで2千円(小学生以下無料)。参加料の一部をホタル生息地保護活動費に充てる。(問)薄葉会長090.4672.5570。

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