「2歳なのに、でかい」乳牛登場に驚きの声 食を学ぶ児童たち、京都・農芸高を訪問

乳牛の大きさに驚く児童たち(南丹市園部町・農芸高)

 京都府城陽市の寺田西小の児童が南丹市園部町の農芸高を訪れ、トラクターや乳牛を間近で見た。学校で食について学んでいる児童たちは「牛が大きい」と驚きつつ、食が生み出される現場に興味津々の様子だった。

 5年約40人が9日、林間学習の一環で訪問。稲を刈るコンバインやスイカ畑を見たほか、シカの被害があるため、柵で農場を囲っていることを聞いた。

 2歳の乳牛が登場すると、児童たちは「2歳なのに、でかい」とびっくり。朝夕に乳を搾ることや、牛の耳に付けられた黄色い札によって誕生日やどこで生まれたかなどが分かることを学んだ。

 児童(10)は「コンバインは大きくて新しかった。小学校では習っていないことを知ることができた」と話した。

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