![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1044600478933926675/origin_1.jpg)
『ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 メイキング・オブ・ハリー・ポッター』が、2023年6月16日(金)にグランドオープンしました!
東京に初めてオープンするこの新しいスタジオツアーでは、映画でも人気のホグワーツの大広間、ダイアゴン横丁、禁じられた森などのセットに足を踏み入れ、ハリーたちキャラクターが身に纏った実際の衣装や小道具、魔法の生き物に出合いながら、映画制作の裏側を体験することができます。
今年一番の話題になりそうなスタジオをレポートします!
「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」に潜入!
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1044600482872459858/origin_1.jpg)
西武線「豊島園」駅から徒歩2分の場所に誕生した「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」は、ハリー・ポッターシリーズの屋内型施設としては世界最大規模、アジア初のオープンとなり、注目が高まっています。
このスタジオツアー東京は、すべてを見て回ると4時間以上かかることもあるそう。
内覧会は限られた時間の中での部分的な公開だったので、2時間ちょっとくらいで終わったのですが、何日かに分けての公開だったので、合計すると確かにすごく見応えのある施設かも。
2012年の開業以来、いまだに予約困難な「ワーナー ブラザース スタジオツアーロンドン」に続き、スタジオツアー東京には、ここでしか体験できない独自のセットがあるのも大きな魅力。
実際映画で使用したスタジオよりも細かいところまでこだわっているそうで、高くて見えない部分までもしっかりと作り込まれています。
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1044600479312626029/origin_1.jpg)
入り口に入ると、魔法界で最も危険な種類のドラゴンといわれている「ハンガリー・ホーンテイル種」がお出迎え。奥のロビーでは、壁面に映画のワンシーンが映し出されています。
9と4分の3番線とホグワーツ特急
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1044600510168367787/origin_1.jpg)
まずは「9と4分の3番線」と「ホグワーツ特急」から紹介します。
9と3/4番線は、「ハリー・ポッター」シリーズの映画制作に携わったクリエイターが伝統的な技術を駆使して作り上げました。
ここに展示されているホグワーツ特急の基礎として使われているのは、1929年に作られた“ダンブルトン・ホール”と呼ばれるイギリスの蒸気機関車です。
かつてグレート・ウエスタン鉄道が所有し、引退するまで35年以上運行されていた蒸気機関車をイギリスで改装した後、日本に運搬され、スタジオツアー東京に展示されることとなりました。
このエリアでは、スタジオツアー東京オリジナルのセットとして『ファンタスティック・ビーストとダンプルドアの秘密』に登場するザ・グレート・ウィザーディング・エクスプレスが展示されます。
車両は作品の時代設定に合わせたアールデコ調のデザインで、バーズアイ・メープル、エボニー、ブラス・インレイ・ストリップといった素材で 外観が再現され、細部にわたって華やかに装飾されています。
ニュート・スキャマンダーが、魔法使い、魔女、パン屋を営むマグルの勇敢なチームを危険な任務に導くシーンが描かれ、ニュート・スキャマンダー、ジェイコブ・コワルスキー、テセウス・スキャマンダー、バンティ・ブロードエーカー、ユスフ・カーマ、ユーラリー・“ラリー”・ヒックスの衣装も展示されます。
ダイアゴン横丁
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1044600510195909159/origin_1.jpg)
ダイアゴン横丁はにぎやかな商店街で、ホグワーツ魔法魔術学校の生徒にとって、新学期の準備に欠かせない場所。
グリンゴッツ魔法銀行でガリオンをおろしたり、魔法動物ペットショップで愛すべきペットを選んだりと、この通りにはホグワーツの生徒に必要なものはなんでも揃っています。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで見た街並みとはまた違った雰囲気。ゴブリンが経営する「グリンゴッツ魔法銀行」もありました!
ダイアゴン横丁に足を踏み入れれば、実際に映画制作に携わったクリエイターが手がけたクラフトマンシップ溢れるこのセットを間近で見ることができます。
ダイアゴン横丁には、お店について詳しいインストラクターを配備。気さくに話しかけてくれて、細かい見所などを説明してくれます。ここでしか聞けない情報がいっぱいで、新しい発見ができること間違いなし!
魔法省
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1044600520530739743/origin_1.jpg)
映画「ハリー・ポッタ ー」シリーズの制作に参加したイギリスのクリエイターたちによって、心を込めて手作業で作られた巨大なセットは慎重に運搬され、東京で見事に作り上げられました。
面積は900平米を超え、壁の高さは9メートル以上という壮麗で巨大なセットは圧巻!この素晴らしい空間が、手作業で作られたなんて信じられません。
映画の中では、魔法省の職員たちは通勤するのに、電話ボックスやトイレ、または高さが3メートル近い 巨大な暖炉のいずれかからフルーパウダー(煙突飛行粉)を使って移動しました。
ここスタジオツアー東京では、魔法省の職員たちと同じように暖炉の一つに入り、スモークや照明効果によってフルーパウダー(煙突飛行粉)を体中に振りかける、魔法のような体験の写真や動画を撮影することができます。
大広間
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1044600546141700659/origin_1.jpg)
ハリー・ポッターシリーズで最も印象的な場所の一つである大広間は、10年間にわたる撮影を通して、祝宴の数々やクリスマス・ダンスパーティー、魔法対決など、数々のシーンの舞台になっています。
左右には長いテーブルが設置され、食器がずらりと並び、そのうしろには寮別の制服も展示されています。
セットを設計するにあたり、美術監督のスチュアート・クレイグは、伝統的な英国建築を取り入れました。石畳の床や細長い 窓、木製の羽目板の壁は、英国オックスフォード大学のクライスト・チャーチ・カレッジからインスピレーションを得ているそう。
このセットは、英国でオリジナルの映画制作者たちによって丹念に作られた後、東京の新たな施設に慎重に輸送されました。
どこもかしこも、とにかく細かいところまで作り込まれていて「スゴイ!!」という言葉しかでてきません。
メイキングの部分が展示されているところもあり、見た目は石やタイルでできていると思っていた部分が、実は木製だったり、美術としての観点から見て楽しむことができます。
「動く肖像画」でも動画撮影をして楽しめる!
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1044600548376625316/origin_1.jpg)
「日刊予言者新聞」に掲載されたシリウス・ブラックの指名手配写真や、ダンブルドアの部屋で雑談をする前校長たちの肖像画などが、動く階段の壁に飾られています。
ここでも、動く肖像画になれる体験が楽しめます。肖像画になって動いているところをカメラで撮ってもOK!
設置されている大きな階段が30秒に1回に動き、その様子をポカーンと口を開けて何度も眺めてしまいました(笑)。
同施設では写真や動画も撮ってよいのですが、動画配信はNG。場所によってはフラッシュもNGなのでご注意を。
アクティビティも!
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1044600555951652910/origin_1.jpg)
「ブルームエクスペリエンス」では、ホウキに乗ってグリーンバック合成の映像を撮って楽しめます。この映像はお土産として持ち帰ることも可能。
スリザン対グリフィンドールの対戦を観戦しているような気分が楽しめる「クィディッチ エクスペリエンス」は、スタジオツアー東京のみ体験できるそう。
なかでも体験しておきたいのが「バタービール」。濃厚な冷やしあめのような甘い味わいのドリンクは子どもにも大好評。親子揃って泡を口の周りにつけて、写真を撮って楽しんでみては?
バックロット
「バックロット」とは、いつでも映画が撮れるように整えられた撮影用地のことだそう。映画のような動画を撮って、楽しむことができます。
「ハリー・ポッターと死の秘宝PART1」で登場した、2人乗りする「空飛ぶバイク」や「空飛ぶ車 青いフォード・アングリア」も展示されています。
パープルカラーが目を惹く3階建てのバスは、「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」に登場する「夜の騎士バス(ナイトバス)」です。中には入れませんが、覗けるようになっていますので忘れずにチェックしてくださいね!
「ハリー・ポッターと秘密の部屋」で大活躍した空飛ぶフォード・アングリア、ハリーが住んでいたプリベット通り4番地のダーズリー家などが登場。中にはいるとダーズリー家のリビングを見学できます。
レストラン&カフェ
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1044600582057591530/origin_1.jpg)
レストランやカフェでは、フィッシュ&アンドチップス、ローストビーフ、イングリッシュ・ブレックファスト、アフタヌーンティーなどイギリスの伝統的な料理が味わえます。
魔法界のユニークな盛り付けのフードは大人も子どももワクワク!
そのほかに、魔法ワールドをテーマにした料理とデザートを提供。メニューは4種類の「ホグワーツミールセット」で、グリフィンドール、ハッフルパフ、レイブンクロー、スリザリンの4寮をイメージしたプレートが楽しめます。
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1044600586765500784/origin_1.jpg)
「チョコーレートフロッグカフェ」ではニフラーのムースや賢者の石のティラミスなどカラフルなスイーツ各種を楽しめます。
バタークリームたっぷりのカラフルなカップケーキはイギリスならでは。ソフトドリンクも各種取り揃えています。
その他にカラフルなグレイズドたっぷりのドーナッツも販売。見応えのあるスタジオなので、途中で休憩がてら、ごはんや甘いものを補給をしながら館内を巡るのがおすすめです。
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1044600595925959648/origin_1.jpg)
ショップ
スタジオツアー東京には、世界最大のハリー・ポッターのショップがあり、7000点以上の特注品や、特別に調達した小道具で飾られた14のテーマ別セクションが設置され、その広さは世界最大規模を誇ります。
ハニーデュークス、オリバンダーの店、フローリッシュ&ブロッツ書店など、ダイアゴン横丁のショップの要素を取り入れた美しいデザインのエリアは、全体の作りにも注目です。
入り口付近には東京限定グッズが展開され、ロゴがあしらわれたマグカップやTシャツ、文具、トランク、フーディーなど幅広いグッズが揃います。
特に注目が集まっているのは、自分のイニシャルを入れてもらえる「トランクカスタマイズ」(Sサイズ 8,000円、Lサイズ 13,000円)。杖はもちろん、本格的なコスチュームと一緒に合わせたいアイテムです。
ショップは入り口からも近いので、ローブなどのアイテムを購入してからスタジオ巡りをしてもいいかも。
そのほかに、オリジナルパッケージのお菓子なども販売。銀座コージーコーナーや風月堂などほとんどのお菓子が有名メーカー製なので、間違いなく美味しいのが嬉しい。
また、メインショップ以外にも「レイルウェイショップ」もあり、今後はワーナー ブラザース スタジオツアー東京のためだけに特別に開発された商品も多数販売される予定です。
〈ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐ メイキング・オブ・ハリー・ポッター〉
▪️東京都練馬区春日町1-1-7
▪️050-6862-3676 (受付時間:午前9:30分〜18:00)
▪️チケットは「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 公式サイト」で事前に購入する必要があります。(スタジオツアー東京では購入できません)
大人 6,300円 中人 5,200円 小人 3,800円
※施設の休業日・営業時間・イベント内容や実施の有無が変更になる場合もございます。
公式サイト等で最新の情報をご確認の上、お出かけ下さい。
(ハピママ*/ 牡丹餅 あんこ)