香港空港管理局(AAHK)は21日、香港国際空港の5月の旅客数(速報値)が延べ310万8,000人に上ったと発表した。前年同月の18.3倍に増加した。
貨物輸送量は前年同月比4.0%減の35万トンと振るわず、とりわけ輸入が30%減った。世界経済の先行き不透明感による影響が続いた。特に東南アジアと台湾、日本の貿易貨物が大きく落ち込んだ。
5月の航空機発着回数は2.1倍の2万2,200回。旅客便が4.5倍に増えた一方、貨物便は13.9%減った。
1~5月の累計は旅客数が前年同期の約24倍となる1,320万人、貨物輸送量が6.1%減の160万トン、航空機発着回数が89%増の9万6,410回となっている。